12/21/2024

就職するなら知っておきたい介護業界の需要

身体の不自由な方や病気の方へ向けて介護というサービスを提供するのが介護業界です。
介護業界への就職を考えている人にとって、介護業界に将来性はあるのか、今後の需要が気になる人もいると思います。
結論から述べると、介護業界の需要は今後もますます高まってくるため、将来性の高い仕事であるといえます。

需要が高くなる理由の一つには、昨今の日本が抱える少子高齢化問題があります。
これは文字通り、高齢者の国内における割合が高まることを指しますが、令和3年度時点で65歳以上の高齢者は国内人口の30%近くを占めるといわれています。
このうち75歳以上の後期高齢者は15%にのぼるとされており、介護サービスの利用者は年々増加することが見て取れます。

要介護者が少子高齢化にともない増加するという背景だけでも需要の高さは分かりますが、介護業界はこれに加えて慢性的な人手不足の問題も残しており、今後さらに深刻化していくとされています。
そのため、介護経験がある人もちろん、介護業界に興味があり就職を考えている人も歓迎されやすい市場です。
現在も多くの介護施設が、人数不足により要介護者達に十分にサービスを提供できていないという問題を抱えています。
この問題はしばらく解消されずに課題として残り続けるため、介護業界の需要はかなり高いといえます。
介護に少しでも興味がある方、誰かの役に立ちたいと考える方は、介護業界に携わってみるとよいでしょう。