12/21/2024

働きたい人も増えている介護業界

介護業界は近年離職率が高い業界や、残業が多くて仕事が大変などといったイメージを持たれがちでした。
そうしたイメージと、国内の少子高齢化の流れによって、業界では人手不足が課題となりつつあります。
しかし昨今の世界情勢から、介護業界への転職を考えている方が増加中であるという見方も増えてきています。

その理由は、介護業界が持つ需要の高さにあります。
介護業界は国内の少子高齢化の流れで今後ますます需要が高まるとされており、さらに介護士が足りていない現在はむしろ供給過多となっています。
昨今、新型コロナウイルスの影響を受けた業種も多く、転職を余儀なくされた方も少なくありません。
そのため、会社の経営状態や業種の将来性の高さを重視する人々が増えてきました。
そうした人達にとって、業界の将来性、雇用の安定性が高いとされる介護業界が注目されるようになったのです。

介護士は業務内容も多岐にわたるため、ケアマネージャーや生活相談員といった職種を目指すこともでき、柔軟にキャリアアップを図れます。
また介護業界内で転職する場合であっても、介護系の仕事は前の職場で培ってきた技術や経験をそのまま応用できる職場が多いため、無駄なくキャリアアップできるのも魅力のひとつとされています。
とはいえ、まだまだ介護業界は人手不足が続くとされています。
要介護者が増え続ける国内では、少しでも介護に従事する人を増やすことが大きな課題となっています。